人間には五感というものがあり、その中でも嗅覚は特殊感覚と言われています。普段は気にもしない嗅覚の力ですが、風邪を引いて料理の香りを感じることができない時などに大切さが分かるのではないでしょうか。
こちらでは、嗅覚がもたらす影響をご紹介いたします。
◯ 生理的な刺激
嗅覚は五感の中でも独特な伝達経路があり、香りの分子が鼻から入ると嗅神経を通り大脳辺縁系に伝わって脳に届きます。そして本能的行動、記憶、精神に直結します。大脳辺縁系は視床下部と繋がっており、視床下部は免疫、内分泌、自律神経を整えて恒常性を維持するという大切な役割を持っています。そのため、嗅覚の刺激により身体的な生理反応があらわれると言われています。
◯ 心理的な刺激
海馬と呼ばれる部分は記憶や感情を管理しており、脳に伝達された香りはこの部分にも送られます。感覚が様々なイメージとセットになって記憶されることが多いのは、この海馬の機能によるものです。例えば、しばらく行っていなかった祖父母の家などに久しぶりに行くと、懐かしい家の香りで昔の思い出が蘇ることがあると思います。これも海馬に香りの刺激が残っているからだと言えます。
◯ 嗅覚と脳の関連性
上記したように、嗅覚と脳は大きな関係性を持っています。そのため、魅力あふれる香りが自分自身ではコントロールできない感情をもたらすこともあります。香りの感じ方は人それぞれ異なりますので、一概にどの香りが、どのように体に変化をもたらすのか、ということは言えません。しかし、このような生体反応は実際に存在するでしょう。
この生体反応を体のリラクゼーションに上手く活用するのであれば、アロママッサージが最適と言えます。
アロマの香りと手技による施術で、脳や全身に心地良い刺激を与えることができます。
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